丁子屋の歴史
昭和10年ごろの丁子屋

明治・大正時代の宿場は、鉄道開通の影響で街道としての機能はほとんどなくしてしまったようです。
丁子屋も当時は「きたない店で、とても東京の旦那方のお口に合いません」と記されたほどでした。



現在の茅葺きは昭和45年に移築したものです。(建物としては築350年ほど)

12代目が広重の浮世絵を再現するために移築しました。そのため、店舗右側に「梅の木」左側に「あんずの木」を植えて、背後に迫る横田山と共に広重の世界を偲ばせる造りとなっております。

歴史資料館
江戸時代の旅に使われていた旅道具の数々。
そして、芭蕉、一九、広重にまつわる版画や掛け軸なども展示されています。
丁子屋ではとろろ汁はもちろんのこと、
江戸の空気を肌で感じてお楽しみいただけます。
薬袋の版木
自然薯は江戸時代に薬としても用いられていました。
その自然薯を粉にしたものを入れる布袋に押していた木版です。
キセル
江戸時代の煙草を吸うための道具で、巾着には刻み煙草が入ります。紙巻きの煙草が出回るようになったのは明治時代からだそうです。
酒入れと腰杯
ひょうたん型の酒入れと、腰杯。
旅では水筒として、水を持ち歩くのに使っていたと考えられます。
携帯筆セット
長さ15cmほどの箱に、小さな筆、硯と墨が入っています。江戸時代にはこのような携帯に便利な道具が多く生み出されました。
印籠
もともと印判、朱肉を入れるものでしたが、江戸時代には薬を入れて持ち歩くときにも用いられたそうです。
方位磁石とそろばん
主に航海で使われていた方位磁石ですが、陸地の旅の方位計としても使用していたと考えられます。そろばんは約10cmほどの小さなものですが、昔ながらの技術が活かされています。
伊勢道中記
東海道を通ってお伊勢参りに行く旅の途中で書き留めたと思われる道中記です。江戸の中後期に入ると、多くの庶民が伊勢神宮に参詣に行くようになりました。
大政奉還の高札
江戸幕府15代将軍徳川慶喜が、1867年に統治権を明治天皇に渡す「大政奉還」をしたことを案内する高札です。
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